金子金物株式会社

採用情報RECRUIT

採用メッセージ

弊社は社名に「金物」と付きますが、建設関係の資材を総合的に取り扱う卸売業(問屋業)です。

卸売業はB to B(企業同士の取引)ですので、一般消費者である個人の皆様からは何をやっているのか見えにくいかもしれませんが、実は社会的に大きな役割があります。

基本的に、メーカーは少品種大量生産を行うことが最も効率が良いので、絞られた品種を一度に大量に売りたいものです。一方で、エンドユーザーの消費者の皆様は、必要なものを必要な分だけ買えればいいですよね。そうなると、ホームセンターなどの小売業は豊富な品揃えが求められつつも、在庫過多にならないよう少量ずつ様々な商品を仕入れるのが理想です。

このように、メーカーと小売が理想とする売り買いのボリュームには大きなギャップがあるのが常であり、そのギャップを埋めることが卸売業が果たす大きな社会的役割の一つです。

代表取締役 金子 達

また、近年は、ネット通販の隆盛による小口配送の急増などにより、物流にも大きな社会課題があります。特に、弊社が取り扱う建築資材は長い物や重い物ばかりなので、業界全体が物流に頭を悩ませています。

弊社は自社便で商品を運べるので、メーカーと小売両者の中間に立って物流を大きく整理できますし、災害や社会情勢の混乱が起きたとき、市場に物の供給を途絶えさせないクッションとなることもできます。メーカーの新商品情報やエンドユーザーのニーズなど、両者からの情報を双方に届けることにも大きな意味があります。このように、社会を円滑にまわすために果たしている卸売業の存在意義は、決して無くなることはありません。むしろ、今後ますます強まっていくと感じています。

この100年間、金子金物が成長し続けてこれた一番の理由は、社員一人ひとりの力に他なりません。
中小企業は、社長の個の力で成り立っている会社が数多くあります。もちろん私も経営者として個人の力を伸ばすことに日々精進していますが、一方で私個人の力の限界が会社の限界を決めてしまうような組織には絶対にしたくありません。私個人が全面に出ることよりも、社員一人ひとりが力を発揮できる組織にすることを日々考えています。

市場や環境、法律など、社会の潮流や大きな変化を読むこと、その変化に適用できるよう会社を絶えず柔軟にしておくこと、社員一人ひとりが働きやすい環境を整えること、この3点に注力しています。

平日の24時間のなかで、6時間睡眠するとして、起きている時間は18時間ほどでしょうか。通勤時間も含めると、多くの人は起床時間の半分以上を仕事に費やしていますよね。現実として、仕事は人生の大半を占めるということです。 人生の大半を占める仕事に充実感がなかったら、人生そのものがつまらなくなってしまうのではないでしょうか。私の一番大きな仕事は、社員一人ひとりが仕事に対して何らかのやりがいや楽しみを見出してくれる場を整えることです。シンプルに、まず第一に社員に幸せになってもらいたいですから。

皆さん一人ひとりの長所が金子金物の成長の原動力なので、新入社員や中途入社してくる皆さんには、仕事に面白さを感じられたり、自身の仕事に自信が付くような入り口を作っていけたら、といつも考えています。

代表プロフィール

代表取締役/経営学修士(MBA)

金子 達TORU KANEKO

1979年生まれ。趣味は音楽とボルダリング。慶應義塾大学文学部哲学専攻卒業後、2004年SAPジャパン、2009年日立コンサルティングを経て、2011年金子金物入社。翌年より代表取締役に就任し、現在に至る。

金子金物の魅力

  • POINT 01安定のために変化する

    100年の間に取り扱う商品も、お客様も、大きく変化してきました。社会情勢、景気、法規制、テクノロジーなど、時代の変化に応じて自社を変えていくことを恐れず、変化することで安定させてきました。

  • POINT 02転勤なし、地元志向

    金子金物は、本社機能、物流機能が一か所に集中しているので、基本的に転勤の心配がありません。地元で働き、地元の社会・経済に貢献したい、家族や友人との絆を大切にしたい、そんな人に向いています。

  • POINT 03大きな仕事ができる 街に仕事が残る

    ホームセンター事業部は全国区のお客様も多く、拠点は茨城でも全国規模の仕事ができます。建設資材事業部は、茨城県内の多様な建築・建設にかかわっていく仕事なので、自分たちが携わった仕事が地元の街の中にカタチとして残ることを実感できます。

  • POINT 04人間関係・風通しが良い

    多様なキャラクターの社員がいます。外交的な人もいれば、内向的な人もいます。陽キャも陰キャもいます。営業職、事務職、倉庫・配送、いろんな役割を持った部署があります。社内にいる多様な人たちが自然にコミュニケーションを取りあう関係性があります。年2回の全体会議では、会社が目指している方向性を共有したあと、社員全員の自由な意見交換が飛び交います。

  • POINT 05手厚い社内制度・福利厚生

    有休が取りやすい会社です。職種にかかわらず、新卒から定年まで勤めると退職金は1千万円を超えます。万が一、ケガや病気などで働けなくなってしまったときには、定年まで収入を保証してくれる保険に会社で加入しています。福利厚生に関して本気で地域ナンバーワンを目指しています。

  • POINT 06親身な教育体制

    新人研修、フォローアップ研修、OJT(実践での業務訓練)などの教育制度があります。新入社員には、年齢が近い先輩が専属のメンターとして相談役に付きます。失敗はつきものですが、称賛されるべき失敗は「ナイストライ」。小さな成功体験をサポートします。

求める人材

求める人物像を3つ挙げます。しかし、これはあくまで一例であって、実際には金子金物に「求める人物像」というものはありません。なぜなら、企業は常に変化し続けることが求められ、それを支えるのは多種多様な人材だからです。

私たちは様々なキャラクターの人材を求めています。「求める人物像」はほんの参考程度に、皆さん一人ひとりの長所や個性をそのまま私たちに伝えてください。

  • 「自らの言動に責任とプライドを持てる人」
  • 「何事にも問題意識を持ち、自ら考えて取り組むことができる人」
  • 「明るい対応ができる人、フットワークに自信がある人」

人材への思い

「究極は、好き勝手やってもらいたい」
「力を発揮できる舞台を整えていきたい」

会社は大きな箱みたいなもので、その実態はそこで働く社員たちだと思っています。社員がいかに力を発揮してくれるかが会社の力に直結します。我々はその舞台を整えることが一番の仕事だと考えています。

なかでも、営業職の自由度は高くしています。会社や課として設定する重点テーマや、計画値に対してどれだけ達成しているかの定量的な評価はあるので、大きな枠組みは組織として合意したものを共有しています。

しかし、その達成方法は個人の自由度を大きくとっています。「今週はこう動きなさい」と指示を出すこともほとんどありません。裁量が大きいので、新しい商品の仕入れなど営業がやりたいことは基本的にできます。

「社長、これやりたいです」と言われて「だめ」と言ったことはほぼ無いです(笑)。「こういうやり方にしてみたら」と話し合うことはありますが、やりたければ基本的にやってもらいたいですし、実現が困難そうなことは一緒に方法を考えます。

「できる」「できない」という議論はあまり好きではないので、どうやったらできるのかを徹底的に考えます。結果はあとから自ずとついてくるものです。

個人がやりたいことを、なるべく自由に制約なくできて、そのうえで組織としてのガバナンスや理念との整合性は取れていて、結果として売上と利益があがっていく。そんな組織が理想ですね。